数字39の意味と解説

日本では感謝を表す語呂合わせとして親しまれる39ですが、アフガニスタンではまったく逆に「不吉な数字」として避けられています。同じ数字でも文化によって意味が正反対になる好例です。

数学的な性質・豆知識

奇数半素数(3×13)合成数

39は素数のように見えて実は3×13の半素数です。「半素数(semiprime)」とは素数2つの積で表される数のこと。ちなみに数学者アレクサンドル・グロタンディーク(フィールズ賞受賞者)はある講演で「素数の具体例として57を挙げた」逸話で有名ですが、57も3×19の半素数です。有名数学者でも半素数を素数と間違えるほど、半素数は素数に似た雰囲気を持ちます。

縁起・風水・吉凶

日本で「サンキュー(ありがとう)」の語呂合わせとして、感謝を表す数字として親しまれています。

日本

3(さん)と9(きゅう)の読みを合わせると「サンキュー(thank you)」。日本では感謝を表現するユニークな語呂合わせとして使われています。3月9日を「サンキューの日」として感謝を伝えるイベントが開催されることもあります。

よくある質問

Q. アフガニスタンで39が不吉とされるのはなぜですか?

A. アフガニスタン、特にカブールでは39は「不名誉の烙印」とされ、売春の斡旋(ポン引き)を連想させる数字として避けられています。車のナンバープレートや電話番号に39が含まれると嘲笑の的になったり、車が売りづらくなったりするほど実生活に影響しています。「クルス(呪い)・オブ・39」と呼ばれるこの俗信は、2011年にBBCニュースでも取り上げられました。

Q. この俗信の由来ははっきりしているのですか?

A. 由来は諸説あり、確定していません。最も広く語られるのは、ヘラート市にいたポン引きが所有する高級車のナンバープレートと自宅の部屋番号がどちらも39だったことから、彼自身が「39」とあだ名され、その悪名が数字にまで及んだという説です。汚職警官がナンバープレート変更手数料(200〜500ドル)を稼ぐために俗信を広めたとする見方もあり、単なる迷信を超えて経済的な思惑も絡む複雑な現象とされています。

出典・参考

公開日: 2026-05-11