数字171の意味と解説

1995年1月17日の阪神・淡路大震災では、安否を気づかう電話が殺到し、電話網の輻輳(ふくそう)状態が5日間も続いた。この教訓から生まれたのが、NTT東日本・西日本が1998年3月31日から運用する『災害用伝言ダイヤル(171)』だ。この辞典にある110(警察)・119(消防・救急)が日常の緊急通報番号であるのに対し、171は大規模災害の発生時にのみ動く、安否確認専用の特別な番号である。

数学的な性質・豆知識

奇数合成数171 = 3² × 19三角数(1+2+…+18=171、第18番目の三角数)1998年3月31日運用開始のNTT災害用伝言ダイヤルの番号桁の和:1+7+1=9

171は3²×19という素因数分解を持ち、1から18までの整数をすべて足した和(1+2+…+18=171)に一致する、第18番目の三角数でもある。ただしこの数が広く知られているのは数学的な性質より、NTTの『災害用伝言ダイヤル』の番号としてだ。1995年の阪神・淡路大震災で電話網の輻輳が5日間も続いた教訓から1998年3月31日に運用が始まり、東日本大震災では約350万回、運用開始からの累計では約490万回利用されている(2016年3月時点、NTT東日本発表)。この辞典にある1923年(関東大震災)・1995年(阪神・淡路大震災)・2011年(東日本大震災)という災害シリーズと、110(警察)・119(消防・救急)という緊急番号シリーズの、両方に橋渡しする数字といえる。

縁起・風水・吉凶

伝統的な吉凶の対象ではなく、大規模災害の発生時にのみ動く、安否確認専用の特別な電話番号として知られる数字です。

日本

171は、1995年の阪神・淡路大震災での教訓を受けて1998年3月31日に運用が始まった『災害用伝言ダイヤル』の番号です。この辞典にある110(警察)・119(消防・救急)が日常使う緊急番号であるのに対し、171は大規模災害時にNTTが個別に運用を開始する特別な番号という違いがあります。東日本大震災では約350万回利用されました。

よくある質問

Q. 災害用伝言ダイヤル(171)はいつ、どのような経緯で作られたのですか?

A. 1995年1月17日の阪神・淡路大震災で、安否確認の電話が殺到して電話網の輻輳状態が5日間も続いたことを教訓に開発され、1998年3月31日から運用が始まりました。実際に初めて開設されたのは同年8月27日、栃木県・福島県の集中豪雨の際です。被災地内の人が自宅の電話番号をキーにして音声メッセージを録音し、被災地外の人が同じ番号に電話をかけてその電話番号を入力すると、メッセージを再生できる仕組みです。

Q. 171はこれまでどれくらい利用されているのですか?

A. NTT東日本の発表によれば、2011年の東日本大震災では約350万回、サービス開始の1998年から2016年3月時点までの累計では約490万回利用されました。この辞典にある1923年(関東大震災)・1995年(阪神・淡路大震災)・2011年(東日本大震災)と並ぶ、日本の災害史と深く結びついた数字です。

出典・参考

公開日: 2026-08-05