数字6371の意味と解説

エベレストの標高8848m(既存エントリー参照)は、地球の平均半径6371kmのわずか0.14%に過ぎない。私たちが「高い」と感じる山々も、地球全体のスケールで見ればほんの薄皮の凹凸でしかない。

数学的な性質・豆知識

6371 = 23 × 277(23・277はともに素数)半素数(2つの素数の積)奇数桁の和:6+3+7+1=17→1+7=8

地球の半径は場所によって異なる。自転の遠心力で赤道方向にわずかに膨らんでいるため、赤道半径(約6378.137km)は極半径(約6356.752km)より約21km長い。この2つの値から算出される平均半径が6371km(IUGGが定める値)で、地理・測量・GPSの計算などで広く使われている。既存エントリーの3776(富士山の標高3776m)やエベレストの標高8848mと比べると、地球の半径6371km(6371000m)はエベレストの標高の約720倍、富士山の標高の約1690倍にあたり、地表の凹凸がいかに「薄皮」程度のスケールかがわかる。

縁起・風水・吉凶

伝統的な吉凶の対象ではなく、地球そのものの大きさを示す科学的な定数です。

西洋

6371kmという値は、紀元前240年頃に古代ギリシャの学者エラトステネスが日時計の影の角度差から地球の周長を推定した試みにまで遡る、人類の地球認識の到達点のひとつです。一説にはエラトステネスの推定値は実際の値にかなり近かったとされますが、当時使われた「スタディオン」という単位の換算方法に諸説あり、誤差の正確な大きさは定まっていません。

よくある質問

Q. 地球の半径はどこも6371kmで同じなのですか?

A. いいえ。地球は自転の遠心力でわずかに膨らんだ回転楕円体のため、赤道半径は約6378.137km、極半径は約6356.752kmと、場所によって約21kmの差があります。6371kmはIUGG(国際測地学・地球物理学連合)が定める、この2つの半径から算出した「平均半径」です。

Q. 6371kmという値はどうやって決まったのですか?

A. IUGGは平均半径の算出方法として、赤道半径a・極半径bを用いたR=(2a+b)/3という式を採用しており、WGS84測地系の値(a=6378.137km、b=6356.752km)を当てはめると約6371.0kmになります。

出典・参考

公開日: 2026-07-04